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診療科目案内

舌痛症について

舌痛症について 舌がヒリヒリして痛くて話しにくい、食べられない等の症状を主訴に来院します。
しかしそのほとんどが、舌そのものの痛みが原因となるのではないと思います。

一般的に舌痛症の患者さんの多くは、唾液が著しく減少し、いわゆる口腔乾燥症(ドライマウス)の状態が認められます。
また、気持ちが前向きにならない、頭痛がする、肩がこる、肌が荒れる、ドライアイ、そして睡眠障害があるなどの、多様な自律神経の乱れが認められます。

まとめますと、舌痛症になる患者さんは、ベースに体の予備力の低下があり、そこに肉体的・精神的ストレスが加わった状態が長く続くと、自律神経が攻撃され局所の循環障害などが起こり、時には、口腔乾燥などとともに発症すると考えられます。血流が減少することにより口腔内の免疫が低下し、さらに唾液減少が加われば潤滑液が少なくなることで物理的にも舌の炎症を引き起こしやすくなるのです。
治療につきましては、HRV(自律神経検査)検査等、必要な検査を行った後に、レーザーによる星状神経節近傍照射・精神安定剤などの薬物療法・カウンセリング等にて、病状の回復が得られます。

ドライマウス(口腔乾燥症)について

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近年、ドライマウスと診断される患者は増加の一途となっています。
多くは中年の女性にみられますが、最近の傾向をみると患者は若年層でも増加し、国内の罹患者は800万(予備軍1,000万人)ともいわれています。

ドライマウスの原因

向精神薬や降圧剤などの薬物・糖尿病・加齢のシェーグレン症候群などの自己免疫疾患・不規則な生活・ストレスなど多彩です。
近年はストレスにより免疫の低下や、自律神経のバランスを崩して発症する患者が多くみられますが、その人のかかえている「環境」や「管理されたストレス社会」が背影にあると思われます。

ドライマウスの症状

1日1.5リットル分泌される唾液中には、ムチン・ラクトフェリン・リゾチーム・免疫グロブリン等の抗菌・免疫因子が含まれていますが、唾液が減少して最も臨床的に多くみられる症状は、ムチンが減少することで「粘膜保護作用」が失われることによる以下の症状になります。

  1. 口の中がねばねばする。
  2. 食べ物が飲み込みにくい。
  3. よく喉が乾く。
  4. しゃべりづらい。
  5. 舌が痛い。味覚異常がある。
  6. 口臭が気になる。
    etc

これらの症状が長く続けば生活のQOLが低下し、身体全体の健康にも大きく影響してくることになります。

ドライマウスの治療

  • 唾液腺のムスカリンを刺激する口腔乾燥改善薬
  • DMXシート(プロタミン分解物質ペプチド)等の湿潤促進剤
  • 食事や睡眠などの生活改善を行う。
  • 最も多いと思われる「ストレス」が原因と考えられる患者さんに対しては、自律神経(ストレス)検査や唾液検査を行なった後、崩れた自律神経のバランスを整えるため、レーザー光線による星状神経節照射治療(SGL)を行う。これは自然治癒力に働きかけて、根本治療が期待できます。
  • 国内に約50万人いるといわれるシェーグレン症候群は免疫の誤作動が原因の疾患ですが、やはり星状神経節照射治療(SGL)によりその進行を抑えることができます。
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顎関節症について

顎関節症について

近年、顎が開きにくい、開けると痛い、顎がカクカク鳴るなどの症状を訴えて来院する患者さんが増えてきています。
それらの多くの患者さんが頭痛、肩こり、腰痛、耳鳴り、睡眠障害などの全身的症状も訴えています。
私たちは「顎関節症」と診断を付けますが、顎関節症学会の分類を紹介しますと次の5つに分けられます。

① 顎関節症Ⅰ型・・顎関節には問題がなく咀嚼筋の問題に起因する咀嚼筋障害
② 顎関節症Ⅱ型・・いわば捻挫に相当する関節靭帯障害
③ 顎関節症Ⅲ型・・関節円盤のズレにより症状が出る関節円盤障害
④ 顎関節症Ⅳ型・・骨の変形に伴う変形性顎関節障害
⑤ 顎関節症Ⅴ型・・その他
以前は咬み合せが最大の原因と考えられてきましたが、現在はストレスをはじめいろいろな要因が重なって発症する多因子病因説が世界的に受け入れられています。
世界的に顎の不調を訴える人は増えていますが、我が国においても年々増加に一途をたどっています。
私たちのクリニックでは、①顎関節症Ⅰ型の咀嚼筋の緊張が原因と考えられる患者さんが多くみられます。
社会的な疲れや緊張から自律神経のバランスを崩し、交感神経の過緊張を引き起こし、結果咀嚼筋の緊張(筋収縮)を起こします。
咀嚼筋の緊張は無意識に上下の歯を長い時間接触させ(噛みしめ)、これにより筋疲労、顎関節負荷が増加します。
この「無意識下に行われる上下の歯の長い時間の接触」すなわち「噛みしめ」が7~8割の患者さんに診られます。
この噛みしめこそが最大の原因なのです。
自律神経のバランスを崩すため肩こりや睡眠障害などの全身症状を伴う方が多くみられるのも理解できるでしょう。
著書「ストレスは見える!すべては噛みしめが原因だった」みずほ出版新社 になぜこのような症状が出るのか、そして私たちのクリニックで行っている実際の治療法について紹介しています。

知覚過敏もストレスから引き起こされる噛みしめが原因です

適度のステレスは人間にとって必要です。
しかし管理された現代社会と、複雑な人間関係は、人に計り知れない大きなストレスを与えています。
現代のストレス社会は、確実に人を苛んでいます。
人はストレスを受けるとそれを発散するために無意識のうちに歯を噛みしめます。
またこの噛みしめは、大脳の抑制がとれた睡眠中に多く見られ、その破壊力は凄まじい力となります。
歯に与えられた力は、歯頚部(歯茎との境目付近)に影響し、エナメル質を破壊しその下にある象牙質に知覚過敏を引き起こします。
そのようにして、冷たいものや歯ブラシで歯がしみたりするのです。
見方を変えれば、歯がしみ始めたらストレスが溜まっていると考えて自らを見直すことが出来るのです。
ストレスは万病の元なのです。

これらの症状に関する検査についてはこちら

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